田園発港行自転車/宮本輝

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川辺康平は富山に帰るという脇田千春の送別会の後、学生時代からの友人、日吉がしているバーで飲んでいた。
千春は東京の生活に疲れて富山へ帰郷するのだが、送別会の時にもいかに富山が素敵な所かと力説する。ぜひ滑川の愛本橋と言う素敵な場所があるのでいらして下さいと。そんな話を聞いたと日吉と話しながら、近くに座っている女性二人がゴッホの星月夜が家に来ると言う話をしているのを聞き、こんなに若い女性がゴッホの絵を買ったのか?と気になっていた。

この女性の一人は賀川真帆。絵本作家、かがわまほとして活躍していた。子供の時から模写が好きで、特にゴッホの星月夜が好きだった。
子供の時に父が星月夜の絵のようなところが、「滑川の愛…」と言いかけて慌てて言い止めたことがあった。

そして真帆も川辺の話が気になっていた。
「滑川の愛本橋」と聞こえたからだ。
その父は真帆が学生の時に接待ゴルフに行くと言って、ゴルフとは関係のない滑川の駅で倒れ急死していた。
しかも、駅員は父が自転車に乗って駅にやって来たのを見ていた。
知り合いもいない富山でなぜ自転車に乗って駅までやって来たのか。

なぜ富山なのかとずっと気になりながらも考えたくなくて、そのまま社会人となっていたのだが、川辺の滑川という言葉を聞いて以来、また父のことが頭から離れず、仲良くなった京都の編集者多美子に父の死となぜ富山なのかという話をする。行動的な多美子はじゃあ夏休みをとるから富山に旅行に行こうと言うことになった。
多美子に父から成人祝いにもらった万年筆と砥石の話もし、砥石を見せるとこれは京都のある店で作っているものだと思うと言う。その店に行ったのだがその店の近所に父が持っていたカバンとそっくりのカバン屋があった。
なぜ京都と富山なのか。父に何があるのか。疑問が増えるなか富山への旅へと出たのだった。


最初に川辺康平と賀川真帆にほとんど接点もなく話は進んでいくので、どういう展開になるのかさっぱりわからなかったんだけど、キーマンは脇田千春
千春には子供の頃から可愛がっている甥っ子がいるのだが、甥っ子は子供の頃かがわまほの「やさしいおうち」という絵本が大好きでかがわ先生に「ぼくのことをすきになってくださいね」とファンレターを送っていた。
これも実はすごい運命的偶然だった。
話を読んでいくなかで、全然関係ないと思っていた人たちが繋がっていってとても面白かった。


富山県ってとても地味でだいたいどこかは分かっているけど、あまりはっきりしない(笑)イメージは立山くらいなもの、もしくは寒ブリ(笑)
でも本を読んでいると、自然豊かでとても良い所というのがすごくよくわかる
夏場はかなり暑いと本に書いていたので、5月とかに行ってみたいなぁ



その前に・・現在1年で仕事が一番忙しく休日出勤必至のため、みなさんの所に行くのが今以上に遅くなりそう
本当に申し訳ないです


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暖房を入れない我が家、やっとシンビジウムが咲いてくれました
「ミリオンスマイルひよこちゃん」という名がついていて、そういや最近ひよこ見ないなぁ、こんな色やったかなぁ?と思っていたら昨日CMで久しぶりにひよこを見ました確かにこんな色だった(笑)











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この記事へのコメント

2016年03月13日 21:09
こんばんは。
京都と富山、???
京都には数え切らない位行きましたが、富山は数回ですね。自分のブログを探ってみたら、昨年6月に富山に行っていました、でもついでに寄ったみたいで(^-^)
やはり富山と言えば立山連峰ですね。
2016年03月14日 22:00
すごく読みたくなりました宮本輝、好きです。
年度末は忙しいよね。お互い、ブログはマイペースで楽しもうね
2016年03月15日 00:25
仕事が忙しくなるんですね
体調に気を付けてください

ブログはマイペースで、コメントも無理せずにね

シンビジウム。。。きれいに咲いてますね♪
2016年03月17日 17:36
富山湾の海の幸、イイですね。(^^)
寒ブリ、脂がのってて、ブリシャブが好きです。(^^ゞ
ホタルイカのお刺身も捨てがたいです。(^^ゞ

小説の主要登場人物って、全く関係のない方は、まず居ないので、どういう関わりがあるのかは興味のある所ですが、全然関係の無いと思われてた方が繋がっていくというのは意外性があり、より面白いですね。
でも、それより気になるのが、「知り合いもいない富山、滑川の駅で、自転車でやって来て、急死していた父」の真相。
この件が、どの様に絡んでいくのか…

ひよこ…そういえば見ないですね。
以前は、お祭りで、ヒヨコ釣りとかありましたけど。(^^ゞ
お饅頭でヒヨコは、時々、見ますけど。(^^ゞ
2016年03月19日 10:58
宮本輝の小説というと、
『星々の悲しみ』くらいしか
知りません。紹介の作品の中でも、
ゴッホの「星月夜」が登場するという事で、
夜空の光が好きな作家なのかな
(『蛍川』という作品もありましたっけ。)
なんて、あれこれ連想してしまいました。
2016年04月09日 17:37
JKさん

こんにちわ。お返事すっかり遅くなってしまい申し訳ありません
立山もきっといい気候になっているんでしょうね
関東からも富山は少し遠いのでしょうか。
宮本輝さんが少年期を富山で過ごしたらしく、富山への愛着を感じる本でした。
2016年04月09日 17:44
Muniさん

返事が本当に遅くなってしまいごめんなさいやっと一息つけました
宮本輝おもしろいよね人気があるから図書館で借りるのはかなりの予約待ち
最近は絶対阪神淡路大震災や発効食品などが話に盛り込まれているね。
2016年04月09日 17:47
とまるさん

お返事すっかり遅くなってしまい申し訳ありません
今年は本当に今までにない忙しさでした。そして体調も崩し、こんなに遅くなってしまいました
またよろしくお願いします
2016年04月09日 17:54
yoppy702さん

お返事すっかり遅くなってしまい申し訳ありません
海の幸美味しいと最近やっと思えるようになりました、大人になりましたまだまだホタルイカは無理なんですけど(笑)
ひよこ見ないですよね、まぁマンションで飼ったりも難しいですしね~
2016年04月09日 17:59
yasuhikoさん

お返事すっかり遅くなってしまい申し訳ありません
私は星々の悲しみを存じ上げませんでした。
最近知ったのですが、星月夜というのは月のように大きい星のことを言うんですね。すっかり星と月の綺麗な夜だと思っていました

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